ダイビング後、一定時間は飛行機に乗ってはいけない理由

「ダイビング」というキーワードでネットを検索してみると、「飛行機」というキーワードが入ったサイトが出てきます。これは「ダイビングの後には飛行機に乗らないで」と喚起しているものがほとんどです。ではなぜ、ダイビングの後には飛行機に乗ってはいけないのでしょうか?

減圧症の仕組み

それは、減圧症になるのを防ぐ為です。ダイビング中に吸っているエアは、実は酸素ボンベでは無く空気を圧縮している物です。空気の大部分は窒素で、残りは酸素で出来ています。

不要な分の酸素は血液中から抜けますが、高圧の水中では窒素は抜け切る事が出来ず、体の中に溜まっていきます。窒素が体内にたまった状態で圧力が低い海面まで急浮上すると、体にたまった窒素が膨らみ血管や神経などを圧迫して痛みを伴う事があります。

それだけではなく、脳で膨らむと脳梗塞などの重篤な状態になる事もあるので、急浮上はダイビングの中で最も厳禁になっている事項です。

ダイビング後にすぐ飛行機に乗ってはいけないのはなぜか

体から窒素が抜けるには長い時間がかかります。

飛行機に搭乗する行為は、圧力が低い状態に体を置く事になりますので、スクールやダイビングのコースなどで違いますがどんなに軽いダイビングでも最低12時間以上は搭乗しない様に指示されているのです。

その油断が命取り

「そんなに深い場所に潜ってないし、飛行機にバンバン乗ってる人もいるから大丈夫!」

そんな方は想像して頂きたいのですが、標高が高い山の上ではお菓子の袋がパンパンになりますよね。飛行機に乗ると、あなたの体の中で窒素がそのお菓子の袋の様に膨らんでしまいます。痛いだけならばまだしも、脳の中で袋が膨らんだらどうなるでしょうか?

減圧症は危険な症状です。リスク回避の為にも飛行機で帰る予定の方は、旅行の最終日にダイビングを入れない様に計画をお願いします。

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2013年4月5日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:体験ダイビングの注意点

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